進撃の巨人105話のネタバレを掲載しています。105話では、ガビとファルコが飛行船に乗り込み、ガビのライフルでサシャが死んでしまう。そして、リヴァイにやられたと思われたジークも飛行船に乗り込んでいた。進撃の巨人105話の内容を知りたい方はご覧ください。
進撃の巨人105話のネタバレ
サシャの死

リヴァイが「何って汚ぇナリだ」「糞溜めに落ちたらしいな、エレン」と思い切り蹴り飛ばしていく。

リヴァイが「お前を拘束する」「話はそれからだ」と言うと、エレンは「構いませんが、すべては手紙に記した通りです」「ご理解いただけたはずでは?」と返していく。リヴァイは「その面、地下街で腐るほど見てきたクソ野郎のそれだ」「まさか、お前が」「喜べ、すべてお前らの思い通りだ」と言う。
ジャンがマーレ兵士を撃ちながら「急いで乗り込め」「飛行船を撃ち落とせる火器は無いようだと伝えろ」と指示すると、ロボフが「お前も行け、ジャン」「殿は俺がやる」と伝えていく。

ジャンも飛行船に帰還する。フロックは「大勝利だ、我ら新生エルディア帝国の初陣は大勝利だぞ」と喜んでいた。

それとは対照的にジャンは「初陣か、一体いつまでやりゃあ終わるんだ」「あと、何人殺せば」と言い、コニーが「とりあえず俺達はまた生き残った」「他の仲間にはわりぃけどやっぱりお前らは特別だよ、俺は」と言う。

ガビが飛行船を追いかけるが、ファルコが「もう、やめよう」「敵は飛んでいるのに走ったって無駄だ」「もうわかってるだろ」と止めるが、ガビは「ゾフィアは飛んできたガレキに上半身を潰された」「すぐ隣で喋ってたのに」「ウドはそんなゾフィアを助けようとして逃げ惑う人々に踏みつけられた」「何度も何度も頭が割れるまで踏み続けられた」「門兵の二人のおじさんは私を叱った」「私が広場に行こうとしたから、エルディア人の私に危ないからやめろって必死になって」「屋上の女に撃たれて死んだ」「私はこの収容区で生まれたエルディア人だから街を歩けばツバを吐かれるし、惨めな思いも散々してきたけど、だからこそ私が頑張ってエルディア人は良い人だと世界に証明したかったし、いつかこの腕章が必要なくなる時が来ると、そう信じていたから頑張ってこれたのにすべて壊された」「こんな収容区でも私の大切な人達がいる私の家だから、それを踏みにじられることは許せないの」「それで、あんたは私に走るなって言うの?」「目の前でジークさんが殺されて何もできないまま、何でこんなことをされたのかわからないまま」と返す。ファルコが「踏みにじられたからだ」「敵もマーレの戦士から攻撃されて、大勢殺されたからその報復だろう」と言うと、ガビは「あんたはそれを見たの?」と返す。ファルコが「いいや、見てないけど」と答えると、ガビは「私も見てない」「そもそも敵は、世界の平和を脅かす島の悪魔でしょ?」「ちゃんと習ったでしょ?」「奴らは今も昔も殺されて当然の残虐な悪魔」「私達とは違う」と返していく。

ロボフが他の団員が飛行船に乗り込んだことを確認すると、ガビを発見し銃を向ける。ガビがライフルを放ちロボフを撃ち落とす。

ガビはロボフから伸びるワイヤーが飛行船に繋がっていることに気づきく。ファルコが「まさか!?」「乗り込む気じゃ」と聞くと、ガビは「島の悪魔を皆殺しにする」と返す。ファルコが「お前が殺されるだけだ、バカ」と言うが、ガビは「この引き金だ、強く押せば」と挙動を確認し、「お父さんとお母さんとライナーやみんなに伝えて、私は最後まで戦ったって」「今は勝てなくてもみんなが私の思いを継いでくれるでしょ?」「じゃあね、ファルコ」「あんたは良い奴だったよ」と飛行船に乗り込もうとする。が、ファルコもそれについていく。

ガビが「何で!?」と聞くと、ファルコは「「鎧の巨人」を継承するのは、オレだ」と答えていく。
コニーが「ロボフさんはまだか?」と聞くと、そこにガビが乗り込んでくる。

すかさずガビがライフルを放つと、なんとサシャに命中してしまう。
エレンの策
ジャンとガビがお互いに銃を向けるが、どちらの弾も外れていく。ジャンとコニーはサシャの元に駆け寄るが、サシャは「ご飯は、まだですか?」「肉」という言葉を残し生き絶えてしまった。

フロックが「こいつらロボフさんの立体機動装置で飛び移ってきやがった」「外に投げる、それでいいな?」と言うが、ジャンは「子供を空から投げ捨てればこの殺し合いが終わるのかよ」と返していく。
ピークの元に来たマガトが「ブラウンとグライスはどうした?」と聞くと、ピークの介抱をする兵士が「それが急に走り出したっきり戻ってこないんです」と答える。

ピークは「隊長、思い出しました」「戦士隊を誘導し、私とガリアードを穴に落としたマーレ兵です」「そのマーレ兵を見たのは3年前」「ライナーら戦士隊撤退以降、パラディ島へ向かった最初の調査船団のメンバーでした」と伝えていく。
リヴァイが「オイ、いつまでそれをつけてるつもりだ」と言うと、ピークの話したマーレ兵がつけ髭を外していく。

ガビが「触るな悪魔、私達は負けてない」「ジーク戦士長が遺した意志は同胞が引き継ぐ」「お前を呪い殺すのは真のエルディア人だ」「私を殺した後首謀者に伝えろ」と騒ぐと、ジャンは「今から会わせてやる」「そいつに同じこと言ってやれよ」と二人を連れていく。

マガトが「なぜそのマーレ兵だとわかった?」と聞くと、ピークは「それは私が個人的に興味のある人物だったからです」「「彼女」はジークの信奉者でしたから」と答える。

ジークは「ガビ、ファルコ、なぜここにいる?」と驚くと、ファルコは「なぜって、ジークさんがなぜ??」とガビが「生きてたんだね!?」「でも、こいつらに捕まっていたなんて」と言う。「あとは頼んだよ、オニャンコポン」とハンジが入ってくる。ハンジが「それで?」「すべては計画通りってわけですか、ジーク・イェーガー」と言うと、ジークは「大筋は良かったが、誤算は多々あった」と返す。ジャンが「イェレナ、「顎」と「車力」はお前が拘束するんじゃなかったのかよ!?」「仲間が余計に死んだんだぞ!?」と言うと、イェレナは「悪かった」「確かに二人を穴に落としたんだけど脱出されてしまった、私の失態だ」と返す。リヴァイが「その余波で「獣」が予定より多めに石つぶてを俺達にくれてやったわけか」「道化にしては大した即興劇だった」「なぁ?髭面ぁ」と言うと、ジークは「そう睨むなよリヴァイ、小便ちびったらどうしてくれんだ?」「お前こそ大した役者じゃないか」「俺を殺したくてしょうがなかっただろうになぁ」と返す。

エレンが「マーレ軍幹部を殺し、主力艦隊と軍港を壊滅させた」「これで時間は稼げたはずです」と言うと、ハンジは「世界がパラディ島に総攻撃を仕掛けてくるまでの時間かい?」「私達は君が敵に捕まる度に命懸けで君を取り返した」「どれだけ仲間が死のうとね」「それをわかっておいて自らを人質にする強硬策をとるとは、お望み通りこちらは選択の余地無しだよ」「君は我々を信頼し、我々は君への信頼を失った」と返すが、ジークは「だがこうして「始祖の巨人」と「王家の血」を引く巨人が揃った」「すべての尊い犠牲がエルディアに自由をもたらし、必ず報われる」と言う。そこに、コニーから「サシャが死んだ」と伝えられる。

エレンが「コニー、サシャは最期何か言ったか?」と聞くと、コニーは「肉、って言ってた」と答えエレンは笑っていく。

エレンは昔のサシャを思い出しながら悲痛の表情を浮かべていた。

