進撃の巨人

【進撃の巨人】100話のネタバレ【ヴィリーが宣戦布告をするも進撃の巨人の襲撃で死亡】

進撃の巨人100話のネタバレを掲載しています。100話では、ついにヴィリーがパラディ島敵勢力へ向けて宣戦布告を行っていく。が、同時に進撃の巨人の襲撃が始まっていく。進撃の巨人100話の内容を知りたい方はご覧ください。

進撃の巨人100話のネタバレ

地鳴らし

ヴィリーは事前にマガトに相談をしていた。

ヴィリーが「狙われるとしたら演説の最中だろうか?」と聞くと、マガトが「断言できませんがその可能性が最も高いでしょう」「マーレ軍幹部が公の場で一堂に会するのはその時のみです」「次点で幹部の移動時ですが、直前まで移動経路を決めない習わしが防衛策としてあり、馬車も様々な要人が利用します」と返す。ヴィリーが「ならば軍幹部は端の「特等席」へ」「できるだけ一区間にまとめておくように」と言うと、マガトは「本当によろしいのですか?」と聞く。ヴィリーが「タイバー家もただ遊んでいたわけではない、先代に比べては、な」「予てより世界の上層階級と交流を深めてはエルディア人の地位向上に務め、パラディ島の動きに目を光らせていた」「だが見るべきは足元だった」「気付いた時には、敵は海を渡り我々の首元まで迫っていた」「もはやいつ喉を切り裂かれてもおかしくない」「何より危惧すべきパラディ島勢力の協力者の影だが、依然その実体が掴めないままでいる」「ご存知の通り我が国マーレは敵が多すぎる」「軍の内部も例外ではない」「敵を炙り出すためならケツに火をつけてやる」「敵の襲撃計画を甘んじて受け、それを最大限利用する」「代案でもあるなら聞く、無ければ計画通りに」と言うと、マガトは「しかし、敵を釣るにしてもあまりにもエサが大きい」と返す。ヴィリーが「無能な幹部などくれてやればいい」「敵の目的がマーレ軍に損害を加えることならまさに好都合じゃないか」「新たな軍の再建もあなたの人選通りに党は判を押す手筈だ」と言うと、マガトは「しかし、大勢死にます」と返す。ヴィリーが「その大半はエルディア人だ、悪魔の末裔なんだろ!?」「今更じゃないか、マガト隊長」「あなたも今までは大勢のエルディア人を敵の機関銃の前に、地雷原の中に送り込んだはずだ」「軍服を着てようが着てまいが同じ命だろ?」「あなたが今までやっていたことをやればいい」と言うと、マガトは「先に申し上げておきます」「これは戦争ではありません」「敵の正体や目的、攻撃手段が不明なまま現場は不特定多数の群衆に囲まれています」「タイバー公、私は恐らく貴方を守ることができない」「このままでは貴方は死にます」と伝えていく。

マガトが「貴方はエサにしては大きすぎる」と言うが、ヴィリーは「当然覚悟の上だ」「私が表に立たなければ世界は目を向けてくれない」「軍も記者も国々の大使も一堂にして集うことは無い」「何より私を含めレベリオ収容区のエルディア人は哀れな被害者でなくてはならない」「「予期せぬ襲撃」の被害者だ」「私だけそこから逃れていては、世界を味方につけるどころではなくなる」と返す。それを聞いたマガトは、「エルディア人は悪魔の末裔に違いありません」「そして私達は、悪魔に違いない」とヴィリーと握手をしていく。

ヴィリーの演説が続く。ヴィリーが「そして我々タイバー家は、救世の一族などではありません」「巨人大戦後の一族の安泰を条件にカール・フリッツと手を組み、マーレにエルディアを売った」「そして、エルディア人でありながら世界から尊敬され、迫害とは無縁の待遇を享受した」「私がこの事実を知らされたのはタイバー家の頭首となった日」「事実に触れた私は足元が大きく揺らぐような目眩を覚え、そこから目を背けました」「タイバー家とはありもしない名誉を貪る卑しいコソ泥にすぎない、その受け入れがたい事実から」と話していくと、マガトの元に戦士たちがいなくなったという報告が入る。

ピークとポルコは落とし穴に落とされていた。

ポルコが「あのノッポの兵士、何が目的だ?」と聞くと、ピークは「わからない」「マーレ軍なのか単独犯なのか」「でもあの兵士、私はどこかで」と答えていく。

ヴィリーは「私がこの場を待って偽りの栄誉と決別したのは、我々の住む世界が置かれている危険な状況を理解したからです」「そう、この問題の当事者は私であり、この世界を生きるみなさんなのです」と言いながら、「そこで見ててくれ」「これがお前を犠牲にした、俺のけじめだ」と考えていた。

ヴィリーは「カール・フリッツは「始祖の巨人」の力で彼の平和を実現するべく巨大な盾と矛を生み出しました」「それが始祖ユミルの3人の娘の名を借りた三重の壁、ウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナ」「盾であり矛であるこの壁は、およそ幾千万もの「超大型巨人」で造られています」「我々が迎えるパラディ島の脅威とは、この超大型巨人による襲撃「地鳴らし」です」「先ほど説明した通り、「始祖の巨人」を行使できるのは王家の血筋のみ」「その王家は「不戦の契り」により「始祖の巨人」を武力行使することは無い」「ですが、「鎧の巨人ライナー・ブラウンの報告によると、王家の血筋との関係は定かではありませんが、「始祖の巨人」の能力を発動させる者が現れました」「それが現在「始祖の巨人」を身に宿すエレン・イェーガーの危機なのです」と語っていく。

エレンは左足を修復していた。

ファルコは「騙した」「あなたの言葉に騙されて」「尊敬、してたのに、ずっと、騙してた」と言う。エレンが「悪いなファルコ」「お前には助けられた」と言うと、ファルコは「?何が」「ッー、あの手紙」「オレに届けさせたあの手紙は!?どこに!?」「家族に送るって言ったあの手紙は!?」と聞き、エレンは「家族宛ての手紙じゃなかったが、仲間には届いた」と答えていく。

ヴィリーは「つまり、エレン・イェーガーは、「地鳴らし」を発動させる可能性を秘めています」「先の戦争では、巨人の力を上回る兵器が台頭してきましたが、幾千万もの「超大型巨人」の進行を阻止する兵器は今後も到底現れません」「一度「地鳴らし」が発動されてしまえば、我々にできることはもうありません」「我々人類はただ、やがて聞こえてくる週末の足音に震えただ逃げ惑うのみ」「やがて人々はもちろん、あらゆる都市や文明、大型の動植物は生態系ごと踏み潰され、文字通りすべては平らな地表と化すのです」と説明していく。





宣戦布告

ファルコは「そうだ、今は千載一遇のチャンスだ」「わけがわからないけど、マーレの悲願である「始祖の巨人」が海を渡って今ここにいるんだから」「今オレとブラウン副長にすべてが懸かってる」と考えていた。

エレンが「その通りだ」「ヴィリー・タイバーの言う通り、オレは悪者だ、世界を滅ぼしちまうかもしれない」「だが、オレにもお前達が悪者に見えた」「あの日、壁が破られオレの故郷は巨人に蹂躙され、目の前で母親が巨人に食われた」「あの日から、どうして何もしてない人達があんな目に遭って大勢の人が食い殺されてしまったのか、オレにはわからなかったんだ」「なぜだ?ライナー」「何で母さんはあの日巨人に食われた?」と聞くと、ライナーは「それは、俺達があの日壁を破壊したからだ」と答える。エレンが「なぜ壁を破壊した?」と聞くと、ライナーは「任務に従い、混乱に乗じて壁内に侵入し、壁の王の出方を窺うために」と答える。エレンが「その任務とは?」と聞くと、ライナーは「始祖を奪還し、世界を救うことが目的だった」と答えていく。エレンが「そうか、世界をすくうためか」「世界を救うためだったら、そりゃあ仕方ないよなぁ」と言うと、ライナーは「お前言ってたよな、「お前らができるだけ苦しんで死ぬように努力する」って、あの時」「そのために来たんだろ?」と返す。が、エレンが「あぁ、言ったっけ?そんなこと」「忘れてくれ」「確かにオレは、海の向こう側にあるものすべてが敵に見えた」「そして、海を渡って敵と同じ屋根の下で、敵と同じ飯を食った」「ライナー、お前と同じだよ」「もちろんムカつく奴もいるし、いい奴もいる」「海の外も壁の中も同じなんだ」「だがお前達は、壁の中にいる奴らは自分達とは違うものだと教えられた、悪魔だと」「お前ら大陸のエルディア人や世界の人々を脅かす悪魔があの壁の中にいると」「まだ何も知らない子供が何も知らない大人からそう叩き込まれた」「一体何ができたよ、子供だったお前が、その環境と歴史を相手に」「なぁ?ライナー、お前ずっと苦しかっただろ?」「今のオレには、それがわかると思う」と返すと、ライナーは「違う」とうずくまる。

ライナーは「違う」「違うんだエレン、俺は、あの日」「あの日、マルセルが食われて、アニとベルトルトは作戦を中止して引き返そうとしたのに、俺は二人を無理矢理説得して作戦を続行させたんだ」「それは保身もあるが、俺は、俺は英雄になりたかった」「お前らに兄貴面して気取ってたのもそうだ、誰かに尊敬されたかったから」「時代や環境のせいじゃなくて、俺が悪いんだよ」「お前の母親が巨人に食われたのは俺のせいだ」「もう嫌なんだ、自分が」「俺を、殺してくれ」「もう、消えたい」と言う。

ヴィリーは「しかし、この世界が直面する危機も、すべてはエルディア人が生存することによって生じる危機です」「私は、できることなら生まれてきたくなかった」「この血を恨みました」「私は他の誰よりも、エルディア人の根絶を願っていました」「ですが、私は死にたくありません」「それは、私がこの世に生まれてきてしまったからです」「我々は国も人種も異なる者同士ですが、死にたくない者は力を貸してほしい」「どうか、一緒に未来を生きてほしい」「パラディ島の悪魔と、共に戦ってほしい」と伝えていく。

エレンは「立てよライナー、もうわかったから」と手を差し伸べる。

エレンは「多分生まれた時からこうなんだ」「オレは進み続ける」「敵を駆逐するまで」と巨人に変身しようとする。

ヴィリーがパラディ島敵勢力へ戦線布告を宣言するが、進撃の巨人の襲撃を受ける。

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